2017年1月12日木曜日

サラリーマンの節約術4.ポイント還元率はどれくらい?~ポイントで何%くらいつくのかな?~

4 ポイント還元率はどれくらい?

~ポイントって何%くらいつくのかな?~
 「ポイントを貯めてるってよく聞くけど、Tポイントなんて全然貯まらないよね」なんていう会話はよくありがちです。
 確かにTポイントは基本0.5%還元なので、1万円使っても50円しか貯まりません。
 1万ポイント貯めるには何と200万円の消費が必要なんです。これではなかなか貯まらない訳ですよね。

 共通ポイントの還元率は0.5%~1%程度です。また、電子マネーポイントも同様に0.5%~1%程度が多いです。

 ところが、最もウェイトの高いクレカのポイントはそのカード毎に還元率にものすごく大きな差があるんです。
 還元率はクレカ毎に0.2%~1.5%と設定されており、その差は何と7倍以上!
 更に条件付きで特定の商品を購入すると2倍、3倍とか、特定の日にポイント5倍とか、様々な仕組みで購買欲を刺激しています。
ややこしいですが、知っている人だけが得をするということになりますね。

 そしてもう一つは「ポイントの二重取り」の問題です。
 共通ポイントとクレカポイントは別なポイント制度です。ですから両方にポイントが付くことになります。

 一方、nanacoやWAONやSuicaなどは電子マネーです。電子マネーはクレカと同じ決済手段ですので、共通ポイントカードのように提示するだけでポイントが付くわけではありません。電子マネーで決済した場合にだけポイントが付与される仕組みです。

ところが、これらの電子マネーはクレカからチャージすることでクレカポイントを付けることができるケースがあります。クレジットチャージです。
 電子マネーも二重取りが出来るということですね。
 ただし気を付けないといけないのは、特定のカードからでないとチャージが出来ないことです。つまり、電子マネーでポイントの二重取りをしようと思ったら、作るカードが決まってくる、ということなんです。
 なかなかややこしいですね。

 しかし、それらをしっかり理解してクレカや電子マネーや共通ポイントを使いこなせば、それだけでもかなりのポイントを獲得することが出来ます。

 例えばですが、リクルートカード(VISA、JCB)のポイント還元率は1.2%です。何に使っても、カードが使えて決済できれば1.2%のポイントが付与されます。
 そしてこのカードは
nanacoにクレジットチャージが可能です。クレジットチャージをしただけで1.2%のポイント還元です。そしてこのクレジットチャージしたnanacoでショッピングすれば1%のnanacooポイントが別途付きますので、トータルでは2.2%還元になります。
 しかしこのおトクなnanacoのクレジットチャージもだんだん出来るカードが減って来たり、還元率がダウンしたり制度改定が為されつつあります。普及し過ぎて収支が厳しくなって来ているようですね・・・。

 では、共通ポイントではどうでしょうか。
 Tカードは基本0.5%還元ですので、ファミリーマートなどでTカードを提示してリクルートカードで決済すれば1.7%、Pontaポイントでローソンで同様にすれば2.2%還元となります。

 また、交通系のカードであるビューSuicaカードは、搭載されているSuicaへのオートチャージで1.5%のポイントが付きます。JR以外の交通機関に乗った場合でも、ショッピングなどでも、何に使っても電子マネーのSuicaが使えさえすれば結果的にポイントが付くことになります。
 JR東日本の定期券をみどりの窓口でビュSuicaカードでクレカ決済しても1.5%のポイントが付きます。

 日常生活での消費支出の中でこれらのポイントを有効に獲得して行けば、平均でも1.5%~2%程度は還元されるはずです。

 中間値で平均1.75%と置いてみると、1万ポイント獲得するには約57万円の消費で済みます。
 先ほどのTポイント単独の200万円の例とはずいぶん違います。
これなら結構簡単に貯まりそうですね。

🔦ポイントのポイント4:高還元のクレカを使えば還元率の平均は1.5%~2%程度。二重取りは必須。nanacoへのクレジットチャージも活用しよう



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